不動産セミナー開催歴10年以上、開催回数は首都圏を中心に800回以上。セミナーを通じて、多くのサラリーマン投資家を生み出しているのが、東京リバックスです。2019年10月現在で、セミナー参加人数は1万2,000人を超えています。
サラリーマン投資家のほか、セミリタイアを果たした不動産プロデューサーによるセミナーを東京、大阪、名古屋で実施。エンターテインメント的な要素も詰め込んだユニークなセミナーが特徴です。
不動産金融事業をはじめとして、医療福祉事業、アメニティ事業、教育関連事業を行うLALL(ラル)グループの一員。得意な分野は中古不動産の売買・仲介、および不動産投資セミナーの開催です。会社の設立は2015年ですが、前身は戸建・マンションの開発・売買・仲介を行うリバックスの東京支店として歴史を重ねています。
不動産金融事業のなかには、不動産管理を行うシイ・アイ・シーがあり、ここが賃貸経営の頼れるパートナーに。入居者募集から契約、家賃の集金、督促まで、大家さん業を肩代わりしてくれるのが魅力です。セミナーでは、東京リバックス×シイ・アイ・シーのタッグを組んだ魅力についても紹介されます。
お金にまったく関心がない普通のサラリーマンから、わずか5年でマンションオーナー専業に転身したアユカワタカヲ氏によるセミナーなどを定期的に開催。これから不動産投資を始める初心者向きの「基礎編」をメインに、次のステップに進みたい段階の人向けの「実践編」や「業界裏話編」なども用意されています。
アユカワタカヲ氏のプレゼンは、メディアプロデューサーだった経歴を活かしたユニークな内容。思わず話に引き込まれるはずです。開催日は、平日夜、もしくは週末の午前中か午後の1.5~2時間。場所は各地のホテルの会議室やコンベンション施設などを利用し、気軽に参加しやすい場所や時間で組まれています。
ざっくり言うと…
会場は八重洲のTKP東京駅セントラルカンファレンスセンター。
八重洲中央口から出てすぐのビルの貸会議室で開かれました。開催日時によって会場は異なります。
ビルの入口、および該当階のエレベータロビーに当日開催されるセミナーの案内が出ています。東京リバックス以外の企業の研修会や説明会なども開かれているので、部屋を間違わないようにしましょう。
パワポの資料と会社案内が配られました。ペットボトルも1本付いてきます。
「これだけは押さえておきたい!マンション投資のメリットとリスク」と題して、マンション投資の基礎知識が解説されます。リスクに関しては詳細な図表も使い、より重点的に。ただしリスクをあおるだけではなく、きちんと解決策・対応策も示し、安心感に繋げていました。
特にグループ会社内に賃貸管理会社を持ち、オーナーの賃貸管理を肩代わりしてくれることや常に高い入居率を誇っていることは、賃貸管理会社の重要性を認識させられます。今後、ほかのセミナーや不動産会社を調べるときに「賃貸管理会社はあるのか?」「入居率はどうなのか?」という判断基準になるでしょう。
オープニング動画のBGMは安室奈美恵で勢いよく。エンディング動画のBGMはサザンで切なく、懐かしく。エンターテインメントな演出もたっぷり入った第二部では、サラリーマンからのセミリタイアを果たした不動産プロデューサーのアユカワタカヲ氏が登場しました。不動産投資初心者からよく聞かれる質問を軸に、自らの経験と、現在の不動産投資動向を語ります。
「不動産に勝つために必要なのは『人脈』」と語るアユカワ氏。アユカワ氏との人脈が作れる会員制メルマガの情報などが惜しげもなくオープンにされるので、それだけでもセミナー参加の価値はあります。
アユカワ氏自身、東京リバックスのかつてのセミナー受講者であり、セミナー参加を機に物件を購入した人物です。不動産投資の魅力にハマり、「不動産はエンターテインメントだ!」をモットーに『人生自由化計画©』を提唱するに至った軌跡は、非常に興味深いものがあります。
さらに中古区分マンションの売買について、アユカワ氏自身が購入した9年前と現在で、金利や金融機関の状況変化を踏まえて解説。今は不動産投資を始めやすい時代であることをリアルに実感できます。
アユカワ氏は、不動産投資に勝つため必要な人脈として、不動産のプロである「不動産会社との人脈」も挙げていました。担当者から名刺を1枚いただいておけば、今後は気軽に相談ができるうえに、自分の与信を知ることで物件探しの目安になります。
そのチャンスになるのが、プレゼン終了後の個別相談。希望者のみで決して強制ではありませんが、アユカワ氏から強力なプッシュを受ければ、「5~10分なら聞いて帰ろうかな」という気持ちにさせてくれます。
セミナーは第一部が40分、第二部が1時間10分ほど。第一部では、マンション投資のメリットとリスクについて、リスクを重点的に解説していました。第二部がアユカワタカヲ氏によるレクチャー、第二部はアユカワ氏の絶妙なトークでテンポよく進みます。その結果セミナー全体にメリハリが生まれ、飽きさせません。
プレゼン後は、希望者のみの個別相談会。東京リバックスの営業部社員が対応し、座席ごとにテーブルを挟んで行われました。
アユカワタカヲ氏は現在、区分ワンルームマンション6室、一棟マンション6棟、ホテルビル1棟、一棟アパート1棟、戸建住宅1戸、海外不動産2戸を保有する不動産プロデューサー。すでに5冊の著作も出版しています。
しかし9年前、42歳のときまでは一介のサラリーマン。大卒で入社した会社に、定年まで勤め上げようとしていた人です。その転身ぶりは興味深く、また中古の区分ワンルームマンションから不動産投資をコツコツと始めたことは、これから不動産投資をスタートしたい人の共感を呼びます。
「サラリーマンだったから、サラリーマンを辞められた。人生自由化計画©に踏み出せた」とアユカワ氏は語ります。それは「定期的な収入がある」というサラリーマンの信用力を武器に、金融機関から融資を受けられたから。会社員や公務員をターゲットとしているセミナーで、これはかなり直球なメッセージです。
参加者はまずそこで、自分の価値に気づくでしょう。セミナーのわずかな時間のなかで自信を得て、セミナーを受ける前と後とでは、不動産投資への向き合い方が変わるはず。そういう意味でもインパクトのあるセミナーです。
東京駅八重洲口すぐ目の前の貸会議室。30人ほど収容可能な、中規模の会議室です。建物入口、および該当階のエレベータロビーには当日開催されるセミナーの案内が出ています。順序通りにたどれば大丈夫。受付を済ませると席に案内されます。
会場後方では、アユカワタカヲ氏の著作も販売。セミナー内で著作の紹介もあり、お願いすればご本人からサインもいただけます。
私を含め13名(男性8名、女性5名)が参加。全員がおひとりでの参加でした。
実際にセミリタイアを果たした方の生の声が聴ける、貴重な機会。しかもアユカワ氏ご自身のこれまでの歩みにはブレがなく、不動産投資のよさを多くの人に伝えたいと思っている方です。テンポのよいマシンガントークのなかに「不動産投資を始めてよかった」「楽しいよ」という温かみがあり、思わず引き込まれます。
ご自身の経験をもとにした内容なので、説得力も十分です。9年前の状況と現在を比較し、現在は本当に少額で不動産投資を始められること、今こそグッドタイミングであることが理解できます。第一部と第二部の二部構成なのもメリハリがあり、退屈させません。
アユカワ氏のパワーに比べて、会場がやや小さめなこと。発表者と視線が合うほど近いのも、このセミナーの魅力になるのかもしれませんが…。会場は日程ごとに変わるので、別会場ならもっと広いのでしょうか。
それと同時に、基礎編の次に実践編を受講するなど、同じ東京リバックスのセミナーを受ける場合、日程ごとにきちんと会場を把握する必要があります。
事前申し込み以外に、こちらから行うことはありません。当日は受付で示されるタブレット画面を確認して、受付終了です。
2020年4月20日現在、東京リバックスの公式HPにセミナーの開催に関する情報は記載されていませんでした。今後の開催については公式HPを随時ご確認ください。