株式の購入方法と、売却方法について詳しく解説していきます。基本的な流れを、きちんと把握しておきましょう。
発注が成立することを約定(やくじょう)といい、購入した株はあなたのものとなります。ちなみに、売り注文は購入のプロセスとほぼ同じで、注文のときに「買う」ではなく「売る」を選ぶだけでOKです。
株式を注文する基本的な方法には、成行注文と指値注文があります。株の初心者は、まずこの2つの方法をしっかり把握しておきましょう。
成行注文(なりゆきちゅうもん)とは、株の価格にかかわらず購入・売却をする方法。売買価格を決めず、銘柄・株数のみを指定して注文を行います。価格を指定しない分、約定が早いのがメリットですが、予想外の価格で取引が成立してしまう可能性があります。
指値注文(さしねちゅうもん)とは、希望の購入価格・売却価格を指定する方法。つまり、「この価格になったらこの株を購入したい」「この価格にならなければ売却はしない」などと、あらかじめ決めておくことです。希望通りの価格で取引できるのがメリットですが、売買の成立までに時間がかかる可能性があります。
株式の自動売買とは、あらかじめ条件を設定して、その条件が成立した場合に発注をするという方法です。システムが条件に合わせて自動的に売買してくれるため、感情や情報に左右されにくいメリットがあります。条件の例としては、「株の価格が〇円以上、もしくは以下になったら」などです。条件に合致するまでは取引所に注文は出されないため、仕事などで日中にトレードができない方に向いています。
株式投資のビギナーが覚えておきたい基礎情報は以上となりますが、いざ実践するとなると難しく思うこともあるでしょう。もし、失敗を恐れてなかなか行動できずにいるのなら、株について詳しく学べるセミナーへの参加をおすすめします。取引のノウハウをしっかり学ぶことができれば、自信を持って株式投資デビューできるはずです!
初心者でも短時間で投資について勉強できる内容となっており、多忙なサラリーマンにはピッタリの勉強法です。